ここでは、パワーヴィジョンによるチューニングに関して説明いたします
まず今回モデルに使用した車両は2019年モデルのソフテイルになります※ミルウォーキー8のエンジンに関してになります
ミルウォーキー8のエンジンは排気ガス規制の関係でバルブオーバーラップ等極端なカムプロファイルをしています。
目的は
①乗り易く
②エンジンのオーバーヒート防止
③トルクの向上
④3拍子風に点火時期の変更
⑤アイドリング回転を800RPMに変更
⑥燃費の改善
を主な目的にしております。
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まずはマフラー等外装を外します
ヘッドカバーを外し、Rクランクケースカバーを分解いたします。
つぎにプッシュロッドを抜き取り、プッシュロッドカバーも外します。
(外す必要もないのですが、スカッフカフスをアルミ製に交換したいので交換のために外します)
ケースカバーを外すとオイルポンプとカムギアが現れるのでここも外します
下の画像がそうです
そしてカムシャフトを取り出します。
今回はスクリーミングイーグルの低中速用のカムシャフトに交換します。
カム山の違いが目視でもすぐわかるぐらい違いますね!!
カムを交換したら元通り組み立てます
出来上がったのがこちら
エアクリーナーはArlenness MonsterSucker 乾式エアクリーナーキット 10-Gauge クローム
マフラーはVANCE&HINES ビッグラディウス 2-into-2 クローム ソフテイル
に変更してます。
エンジン始動し、ダイノルームにセッティングします
エキパイのカバーを外しダイノジェットのA/Fを取れるようにセッティングします。
パワーヴィジョンをまずアップデートし、車両と結びつけます
あとはカムのデーター作成
VEの変更
点火時期の書き換えを行います
画像はフロントバンクのVE値です
カム交換、各種部品取り寄せも可能です。
日数はカム交換から、マップ作製まで仕事量にもよりますが3日から5日程度でいたします。
質問がある方は問い合わせから車両の年式や仕様を入力しお問い合わせしてください。